【会社分析5】エスクリ ★2.5
エスクリ[2196]を分析してみました( ᐛ) パァ
どんなハード(施設)でも、エスクリのメンバーがいれば、素敵な結婚式が創造できる 。そんな会社を創りたかった。
エスクリの社名の由来は「エスクリエイト」
「最高のスタッフ(S)を創造(クリエイト)する」これがエスクリの志。業界最高のスタッフをエスクリが育成し、最高の結婚式を提供し続ければ
ブライダル業界はもっと進化し、変わる。
エスクリがこの業界を動かし、変革していく。それが私の夢。
どんな困難があろうともこの夢は必ず実現させたいのです。そして、将来的には「総合サービス企業 エスクリグループ」として
サービス業界全般をリードしていくことが目標です。そんな私の夢を一緒に実現してくれる「熱い想い」をもった人を待ってます。
株式会社エスクリ 代表取締役社長 岩本 博
いわゆるブライダル(結婚式)を手掛けている会社のようです。
多くの株ブログの方々が保有されている(最近手放されている方もいます)銘柄です。
果たして、中毒ファンドの一員になれるでしょうか( ^ω^ )
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基準にあてはめてみる(★〜★★★)
ビジネスモデル ★★
わかりやすいか?
ブライダル(結婚式)で8割稼いでいます。
独創性
比較的、資金さえあれば参入しやすい事業です。
他社比較(前期比業績、規模)*ブライダル事業のみ
ツカダ:業績+1.5% 利益率13%(560億)
テイクアンドギヴ・ニーズ:業績-5.5% 利益率5%(500億)
ワタベ:業績-6.4& 利益率-0.9%(450億)
クラウディ:業績-14% 利益率4%(140億)
ノバレーゼ:業績-12% 利益率9%(150億)
エスクリ:業績+13% 利益率10%(170億)
あとは店舗数を増やしているのも業績の増販には寄与してますが、エスクリは駅近に店を集中させて顧客数を稼いでいます。そこの点では他社と比較して特化している部分だと考えています。
将来性
ブライダル業界の市場は近年微増、今後の将来性を考えると縮小していく業界だと考えています。日本の人口減少&結婚率の低下。
ですので限られたパイの奪い合いをしている状況です。こういった中でエスクリは利益率、業績ともに良い結果を残しております。この点では高評価です。
平成26年度次でのブライダル業界の順位
エスクリはシェア7.3%の順位は5位ですね。今期も業績が上がっているので8%前後でしょう。まだまだとることのできる市場はあります。
売上も今の2倍くらいは可能性ありますね。
安定性 ★★
景気に左右されにくいビシネスか?
エスクリは2010年に上場しているのでリーマンショック時の業績はみることができなかったので、他の会社でみてみます。
テイクアンドギブニーズは2008,2009は赤字、それ以外の会社は全て黒字、さらに業績も伸びています。
このことからも比較的、景気には左右されにくい業種だと考えています。
*一般的にブライダル業界は左右されにくと言われている
自己資本比率
25%
少し低いですね。中毒的には40%〜で★をあげています
赤字年の有無
なし
2010~2015の6年間で0です。素晴らしい
業績 ★★★
成長しているか?
売上高成長率(過去5年)
2011:31.3%
2012:55.9%
2013:20.2%
2014:50.1%
2015:20.0%
増収・増益を続けています。問題なし。来期の営業利益は減益を発表してます。
気になる点・・
主力のブライダル事業の進捗をみてみると11期⇨12期の受注件数、施工件数の伸びが少し鈍化している。さらに受注残件数も減。来期も10%前後の進捗を予定しているよう。達成できそうですが、13期の1Qの状況を一度みてみたほうがいいかな?とは思います。
ブライダル事業も、少人数婚部門がカバーしているようですね。内訳がみたいです。その他の事業はコンテナ事業が調子が良いみたいです。この事業の成長性は不明です。14期は新しい店舗が4つあるのである程度の成長は見込めると思いますが、13期の前半の業績の伸びが少し気になります。
EPS推移と予想
EPS伸び率推移
2012:19%
2013:10%
2014:46%
2015:29%
2016予:-18%
*来期は投資をしていくとのことで営業利益は減益予想をされています。
2017年度に投資を同じだけされるかは言及されていませんが、もし投資をいままで通りのペースにもどし、同じ程度の成長があると仮定すれば2017のEPSは135-145を予想しています。
=101:現状株価1147円⇨140:株価1582円 38%UP(1年後:中毒予想)
EPSの観点から見ると、1年後には少なくても現状の株価よりもあがる可能性は高いとみています。
今後の成長ストーリーの理解と可能性
主力のブライダル事業で顧客数を年15%前後で増加させていき成長のドライバーにしていく。
現在、17屋号あり、2015年に3つ、2017年に1つを増設予定とのこと。
これで2015後半〜2016後半は顧客数が10%UP〜はいけるんじゃないかなと思います。
データを見る感じでは、顧客単価を増やすことは厳しそうです。
*この1年で既存店の顧客数、売上を注視する必要があると思います。
あとは、M&Aで少し施設等を増やし売上を伸ばすような感じですね。
いまは都市部で収益を稼いでいますが、今後は地方等でどれだけ早くお金を稼いでいくモデルをつくっていけるかが今後の成長のドライバーだと思います。↑の資料でも新たな収益による売上で100億を目標にしているようです。
この部分に関しては未知数です。
割安性 ★★★
他社比較(PER)
ツカダ:9.1
テイクアンドギヴ・ニーズ:10.8
ワタベ:23.9
クラウディ:29.8
ノバレーゼ:16.5
エスクリ
PER(実) 9.26倍
PER(予) 9.55倍
他社と比較してもやすいです。*ツカダ、テイクも安いですね。
業界全体をみても高すぎるといった業界ではなさそうです。
将来性が少ないからですかね?
利益が来期は下がる見込みですが、2.3年後を考えるといまのPERと株価を考えると割安と考えます。
+α 月次で状況を確認できるものあるか?
なし
+α 東証1部以外に上場している?
東証1部
+α 配当&株主優待強い?
配当利回り:0.9%
優待:100株以上で1000クオカード(1.7%)
*200株でも枚数変わらず
結果★2.5
・ビジネスモデル(わかりやすいか?・独創性・将来性) ★★
・安定性(景気に左右されにくいか?・資本比率・赤字年有無)★★
・業績(成長しているか?・EPS推移と予想・今後の成長ストーリーの理解)★★★
・割安性(PER)★★★
ギリギリ合格です_φ( ̄ー ̄ )ニヤリ
15年3期後半の顧客推移が気になるので、16期第1Qの短信をみてから購入するかもしれません。少し考えさせて下さい。後日、どうするか記事にします。
*この記事を書くのに6時間位かかりました・・笑
I love money!