レセプト債とは?破綻(デフォルト)し大変なことになっているようなので仕組み等調べてみた
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一瞬ですがレセプトと聞いて↑が浮かんだ中毒です笑
冗談はさておきレセプト債と聞いても中毒的には?ですがレセプトと聞くとなんとなく医療系の債券かなーとなんとなくわかるレベルです。
ここ1週間くらい医療系の保険請求でのニュースもいくつかあり、ここにきてまたレセプト債破綻のニュースが取り上げられていたので調べてみました。一般市民から集めた227億円が返還できないかもしれないとのことです。。
そもそもレセプトですが、
「患者」が受けた診療について、「医療機関」が健保組合などの「公的医療保険の運営者」に請求する医療費の明細書のことで、診療や処方した薬の費用が記載されている。これまでは医療機関と保険運営者の間だけのやり取りで患者には知らされていなかったが、厚生労働省は医療機関に対し、2005年4月から患者に開示するよう義務付けた。患者は健康保険組合などを通じてレセプトを入手し、自分の診療費用を把握して医療の内容をチェックすることができるようになり、国家財政の中で年々増え続ける医療費の抑制効果も期待されている。
いわゆるレセプトは↑でも書いたように患者が病院を受診したときに患者さんが1-3割それ以外は国民健康保険文(国)が7-9割医療費を支払っていています。病院は患者から一部のお金をいただきますが、残りの7-9割を国に請求し支払ってもらう仕組みのようです。
これの債券?!どゆこと?
何かからくりがありそうですね。
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レセプト債の仕組みを調べて中毒的考察をしてみた
これも簡単に整理してみると病院が国に請求するレセプトを債券化して証券会社が買取り代わりに請求しその利幅で儲ける仕組みみたいですね。その元金を投資家(一般市民)から募るシステムのようです。
そもそも診療報酬は通常、患者を診療した医療機関が、健康保険組合側に請求して約2か月後に支払いを受けることができるみたいです。
診療報酬は国の法制度で決まっているので不正請求でなければ、健康保険組合側からほぼ確実に支払いが行われるため、これを基にしたレセプト債は一般的に安全性が高いとされている。
配当も年間3%前後あったようで仕組みだけ考えると国で決まっている法律(強制力)があるし年間3%もらえるのであれば投資してもいいかなーと思う人は多いはずです。
これだけ安全性が高いので配当が3%~あるのが逆に怪しいですが(ー ー;)ムー
いままでの情報からなぜレセプト債が破綻したのか考えてみると・・
①不正請求の買取りばかりで国からお金を貰えなかった案件が多かった
yahooニュースにもなっていましたが診療報酬詐欺 しあつ野郎仲介、吉本芸人10人前後関与 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース、診療報酬のシステムを利用して名義だけ貸して病院に受診したふりをさせて儲けるといった不正請求を多く買取ってしまい破綻してしまったケース。詐欺をしたしあつ野郎(芸人)↑
②もともと顧客から客から金だけ集めてトンズラするつもりだった
「レセプトの支払いは健康保険組合によって保証されていますので、元本割れのリスクはほぼありませんよーレセプト回収前にレセプト権を売る医療機関を十分確保できるかがリスクとなりますが、 現時点で十分な医療機関を確保しており、実績は十分です。おすすめですよー」 とうまくあつめたんでしょう。
ただ冷静に考えると
レセプト請求権が発生してから健康保険組合が支払いを行うまでに、約2ヶ月もの遅延があり証券発行会社が、即金で支払う代わりに、額面の95%(予想)で引き取ってそれをかわりに国に請求する。
まずはここまでで何度か実績をつくる
↓
再度、証券会社は、レセプト権名義で予め資金を募り
レセプト権のディスカウント売りをする医療機関を探す
おそらくここの時点で過去の実績を元にして資金だけ集めて運用する気はないのが実情
↓
何故ならば、レセプト権のディスカウント売りをする自転車運転な医療機関なんてそうそう無いはずです。普通に経営していたら2ヶ月後にお金が絶対入るので。
なので原理的に破綻
=破綻(デフォルト)してもおかしくない
ぱっと見かなり安全な投資先に見えますがよーーく考えてみたらこんなおいしい話ないよなーとなります。配当が1%前後であれば少し現実味があるかもしれませんが。。
結論としては②のもともと詐欺商品だった可能性が高いに1票投じます。
投資されていた方もいると思いますので勉強代として今後はもっと投資先には慎重になることをおすすめします。
超慎重派の中毒の考察でした( ^ω^ )ドヤ
デフォルトについて書かれた文庫本♬
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