お金中毒!!

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【読んでみた】多動力/堀江貴、感想文

今回は自己啓発大好き野郎や人気twitterアカがおすすめしている多動力 (堀江貴文)を読んでみました。amazonの本カテゴリーでもすでにベストセラーになっておりホリエモンのちょいブサな顔面が表紙になっています。

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自己啓発本は世の中に無数にあり何故需要があるかというと、人は誰かに背中をおしてほしいからなんです。

『おまえはもっと出来る子なんだからがんばれよ!』って

なので読んだ直後は明日から頑張るぞ〜となるんですが時間が経っていくと内容を忘れていくまた最初にもどっていくことも少なくないはずです。

そこでいつでも内容を振り返れるように本書を買った人のために中毒なりに解説していきます。

 

 

まとめ

 

はじめに

日本人は一つのことをコツコツするという概念が一番美徳だと考えており、いわゆるいろいろなことをやる(多動力)概念はあまりよく思っていない。本書を読んでよの価値観をホリエモンは変えてほしいと述べている。そのために渾身の力で本書を書いた。

 

1章 一つの仕事をコツコツやる時代は終わった

本章は寿司屋の修行なんて意味がないというフレーズからはじまる。

所謂、卵焼きを5年もの間習う価値なんて本当にあるのか?というもの。

実際にこの情報社会であればありとあらゆる情報がはいってくるし、実際に専門学校をでてすぐひ開業したお寿司やさんがミシュランをゲットした話を具体例にあげている。

次に3つの肩書きの話。

1つのことに1万時間(=6h/日*5年)取り組めば100人に1人の人材になれる。それではそれを別のことで他に2つのことやってみたらどうなるか?1/100の3乗で100万人に1人の人材になれる。あなたは3つの肩書きはありますか?

 

2章 バカ真面目の洗脳を解け

人に任せることができるものは全て任せる潔さが大事。そうすることで自分の得意なことを専念してできるし時間も短縮できる。

完璧主義は基本的にはダメ、完了主義になれとホリエモンは言っている。

目の前の仕事をすぐに終わらせて次の仕事にいくことによってより多くのプロジェクトを動かせることができる。

本書で一番好きな言葉『見切り発車は成功のもと』、何事もとりあえずやってみる。準備ばかりに気をとられていないか?そうした時間がもったいない

 

3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ

とりあえずなんにでもハマってみること。それが第一歩。

明日から会社が1ヶ月休みになったとしたら何をしたいのか考えそれをはじめてみる。

ハマり→飽き→ハマり→飽き・・の繰り返しを何度も何度もできる人が良いといっている。

人間100点をとるのは難しいが80点ならばハマればとれる。今の時代80点のものをいくともっているかが強い人間だと述べられている。

 

4章 自分の時間を取り戻そう

自分の1日単位での時間をもっと考え無駄な時間を省いていったほうがよいといった内容。まずは24時間の自分の行動を書いていく。そこから無駄な時間を赤ペンで線をひいていき削れるものなら削る。

ホリエモンはホテルに住んでおり、衣食住の家事の時間を省いているとのこと。サラリーマンの経費精算についても自分で外注して省くべきだといっている。さすがに無理だと思うのは中毒だけだろうか・・

たしかに1日単位で考えると10分は大した時間ではないがこれが数年、数十年と考えるととんでもない時間になる。

そう考えるとホリエモンが言っている1日単位の数十分(電話にでない、会議中にスマホを触る、おかしな奴とは距離をとる)の節約は理にかなっている。

君の名はヒットにも言及しており、現代人の時間は昔と比べると早くなっている。

映画を暇つぶしにゆっくりみようという人はスマホの普及により減っていて、君の名はは、無駄なシーンをカットして1時間45分程度で収めているかつ、スマホを使ったシーンをさりげなく入れて現在とマッチするように作られたことによってヒットしたと解説している。

 

5章 自分の分身に働かせる裏技

自分自身が周りの人にとっての特別な存在になりそれを派生させていくことによって自分の労力以上に広がっていく。

そのために自分にしかないアイデアを出したり意見を言ったりすることだ大事。

そして、とにかく知識(教養)をつけよ!とホリエモンは言っている。就活にでてくるようなありきたりな問題を解くのではなく、自分が疑問にもったことや仕事で必要な知識等は深くリサーチして探っていく。

そしてわからないことがあれば何でも質問して自分のものにしていくことだ大事。

 

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6章 世界最速仕事術

実は仕事の速い人は常に早くしているのではなく、仕事をする前後のリズムがよいとのこと。

所謂、仕事をとりかかるための障害を極力取り除いている。そのためどんな仕事も邪魔がはいらずぽんぽんとしていく。あとは優先順位をきっちりきめてそれどおり行う。

メールのレスが速い人は忙しい人、遅い人は暇な人とも書いてある。理由は忙しい人ほどメールが溜まっていくのですぐに返すため。

メルマガをホリエモンは一度も遅延したことがないとのことで、刑務所にいた時も続けたことを書いている。どんな環境でも効率よく隙間時間をつかって書くことで飲み会があっても間に合わせるよう。

仕事を円滑に早くするためには最低でも6時間以上の睡眠が必要でホリエモンも8時間は寝るようにしていると書いてある。今日から絶対1時には寝よう・・

 

7章 最強メンタルの育て方

恥をかいて、バカになれ!これだけでこの章はくくれる。

他人はそう思うのだろうか?という感情がだいたい行動をストップさせている。しかし他人なんてあなたにはこれっぽっちも興味はないし3日すれば忘れている。だから何も気にせずに行動するのみ。

リーダーになる人間はバカでいい。やる気さえあればそういう人に小利口は人達が集まり組織が成り立つ。小利口はバカに勝てない。 

 

8章 人生に目的なんていらない

 

最後の章、人は歳をとるにつれやりたいこと→やらなければならないことと考え方が変わっていく。

ただし歳をとっても若い人達は常にワクワクすることを見つけそれに向かって行動している。常にワクワクすることをみつけよ。常におもしい!と自分が思う人生を歩むことそれがホリエモン流人生!

最後のページの一言に集約されている。

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2800文字の紹介文になってしまいました。

ホリエモンの人生に羨ましいと思う反面、ここまで自分がしたいこと!の思いが強い人じゃないと逆に出来ない行動(考え方)もあると思います。

とにかく『行動する』これは誰にでもあてはまるんではないでしょうか。

 

多動力を読むのにおすすめの人

・何でも考えすぎて行動にうつすことが出来ない人

・人生につかれた、仕事に疲れた、恋に疲れた、希望がない人。

・ホリエモンが好きな人